ストリートバスケとバスケの違い

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ストリートバスケ
という文化がある。
それ自体はすばらしい。
私自身も大好きだ。

だが、ストリートバスケでトップといってもそれが、バスケのトップになれるかというとそうでもない。

ＮＢＡなどでは、見かける。ストリートのスターがＮＢＡ入りという話しはある。
しかしそこでトップまでにいったという人の話しはあまり聞かない。

原因の一つは、スポーツとして何かが違うものがある。からであると考えている。

ストリートバスケでは、魅せるプレーが多い。それはそれですごく見ていて楽しい。

しかしながら、バスケの世界ではそれがいらない。より適切なパス、ドリブル、シュートを決めればいい。

ストリートにどっぷりつかると、どうしてもかっこいいムーブなどに走ってしまうのではないか。

もっとシンプルにかつ合理的な動きを追及するという面が少ない気がする。

ストリートバスケでは１対１が重要だ。

だが、本当のバスケは５対５だ。
もちろん本当のバスケでも１対１は重要ではあるが、やはり５対５であることに違いはない。

ＮＢＡを見てみよう。

純粋に
「さあ、これから１対１をしますよ」
というシーンはそうは多くない。

必ずといっていいほど、スクリーンプレーをする。
スクリーンプレーが入る。

なぜならそうしたほうが、より高い確率でシュートを決めることができるからだ。
とくにＮＢＡなどでは、アメリカである。合理的に利益を求めることが根底に流れている。
そのような国で、わざわざ正面からの１対１を称賛するなどということがありえるだろうか。ないだろう。

だいたい１対１というシチュエーションもそうは多くはないにも関わらず
その１対１で無駄に時間をとる、無駄にフェイントを入れる
なんていうことが通常のバスケではありえないのだ。

そこの理解はきちんとすべきだろう。

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